自分達の産業を自らの手で健全に発展させていくために

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産業政策立案・実現に向けた要請活動

2023年5月25日、医薬品産業を健全に発展させていくための産業政策立案・実現に向け、厚生労働大臣宛ての要望書を厚生労働省 医政局 榎本医政局長に手交しました。要請に際し、桜井充参議院議員に同席いただきました。

今回の要望事項はこの通りです。特に一つ目の要請内容について、私たちの産業に強く関連する「薬価制度」ではエネルギー価格や原材料費の上昇分を企業の判断で 価格に転嫁することができず、これまでの度重なる薬価制度改革、薬価引下げ等による雇用・賃金へ の影響があり、私たちは厳しい環境・状況下にあります。

私たちの使命である日本国民、世界の人々の健康寿命の延伸に貢献していくために高質な医薬品・化粧品の安定供給、イノベーション創出、生産性向上に努めていくとともに、産業の人材獲得競争力を維持するためにも賃金・労働条件の維持・向上は重要と認識しています。

私たちが働く産業の諸課題に対して産業の健全な発展という 観点から政策の立案とその実現に今後も継続的に取り組んで参ります。

1.物価や製造コストを反映し、賃上げを実現するための薬価引上げ

2.医薬品産業を健全に育成する政策への転換

3.経済安全保障の実現と医薬品の貿易赤字解消に向けた製造拠点の国内誘致及び国際展開を念頭にした国内生産体制強化

4.全ての世代で負担能力に応じて公平に支え合える医療保険制度の構築

5.患者・国民が自らの健康を守るための適切なワクチン接種とセルフケア、セルフメディケーションの信頼できる情報発信

薬粧連合SDGs研究会


SDGs研究会メンバー

薬粧連合が目指す社会を実現するために取り組んでいる様々な活動にSDGsが深く関わっています。
私たち産業別労働組合の役割は自らが関わる産業の振興につながる活動だけでなく、全ての働く仲間のための環境整備や世の中全体を良くしていく活動に積極的に取り組むことを目指してSDGs 研究会を立ち上げました。

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