研究開発職組合員の働きがい向上に向けた取り組み
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組合員意識調査の職種別追加分析
加盟組合組合員を対象に3年に1度行っている組合員意識調査(2022年7-8月実施)で追加した設問について、今年度(2023年度)の研究開発委員会にて結果を解析し、他職種との比較や働きがいに関する要因の特定を行いました。
全体と比較すると、研究開発職組合員は「やりがいを持って仕事をしている」「前向きに仕事に取り組んでいる」「仕事に誇りを持っている」「業務を遂行する上で必要な環境が整えられている」等の設問に対して肯定的な回答が多い傾向にありました。研究開発職組合員の働きがいに影響する要素は全体と同様(社会に貢献している実感、能力発揮の実感、納得できる賃金・賞与、ワークライフバランス)であり、それぞれ研究・CMC職組合員は「社会貢献の実感」「能力発揮の実感」が高めで、「会社の将来性」「お客に喜ばれる」が低め。開発職組合員は「社会貢献の実感」「成長の実感」が高めで、「お客に喜ばれる」「会社の将来性」「賃金」が低め。という結果でした。
そこで、研究開発職組合員の働きがいを高めるための取り組みを考える上で、今後の研究開発委員会の活動の根本として、Patient Centricity/Patient and Public Involvement活動(患者さんの声を活かした医薬品開発/医療政策全般における意思決定等の場に患者さん・市民が関与していくこと)を重視することにしました!。
薬粧連合SDGs研究会
SDGs研究会メンバー
薬粧連合が目指す社会を実現するために取り組んでいる様々な活動にSDGsが深く関わっています。
私たち産業別労働組合の役割は自らが関わる産業の振興につながる活動だけでなく、全ての働く仲間のための環境整備や世の中全体を良くしていく活動に積極的に取り組むことを目指してSDGs 研究会を立ち上げました。