組合員やご家族を仲間同士で支え合う取り組み

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

All for One Project始動

2023年度の社会貢献活動の一環として、相互扶助の精神に基づき、薬粧連合加盟組合員やそのご家族を支援するための取り組みとしてAll for One Projectを立ち上げました。

All for One Projectとは「ご自身またはご家族が難病または障がいにより心理的・経済的支援が必要」な方を対象に、薬粧連合としてでき得る支援の形を検討し、ご本人もしくはそのご家族を支援する新規プロジェクトです。ご自身またはご家族が難病または障がいによって「孤立を感じていて、社会との繋がりを求めている」「治療を行うことへの不安が大きくためらっているなど、そっと背中を押してあげたい」

「新しいことへの挑戦を支援してほしいまたは支援したい」「看護、介護、治療等で就業継続が困難等により、気持ちに余裕が持てない」など、何かお困りごとがありましたら、All for One Projectへ相談ください、と加盟組合を通じて加盟組合組合員へ呼び掛けました。結果として、加盟組合組合員さんやそのご家族が患う疾患や症状に関する体験談、などの情報を必要とする方々からのご応募をいただきました。その後、Projectにご応募いただいた方々へのヒアリング内容を踏まえ、具体的な支援策を社会貢献委員会メンバーが中心となって検討し、最終的には支援希望者が求める疾患・症状に関する体験談、等の情報をお持ちの組合員さんがいるかどうかについてをアンケート形式で加盟組合へ伺い、当該情報をお持ちの支援者(加盟組合組合員)からいただいた回答内容を支援希望者へお伝えしました。支援希望者からは「見ず知らずの自分のために大変心強いメッセージとアドバイス、励ましの言葉に胸がいっぱいになりました。」「親身にご相談に乗ってくださり大変感謝申し上げます。」「多くの方々からご回答いただけたことは本当に感謝しかありません。いただいた情報をもとに今度は私が頑張ります。」「このプロジェクトのおかげで疾患に対する向き合い方に変化がありました。社会貢献委員会メンバーの皆さんに感謝しています。」「このステキなプロジェクトとメンバーの皆様の今後とものご活躍を祈念しています。」など温かいお言葉をいただきました。

新たな取り組みでもあり手探りな部分も多く、どこまでお役に立てたかは分かりませんが、加盟組合個々では取り組めない活動に今後も産別組織として取り組んでいきます。

薬粧連合SDGs研究会


SDGs研究会メンバー

薬粧連合が目指す社会を実現するために取り組んでいる様々な活動にSDGsが深く関わっています。
私たち産業別労働組合の役割は自らが関わる産業の振興につながる活動だけでなく、全ての働く仲間のための環境整備や世の中全体を良くしていく活動に積極的に取り組むことを目指してSDGs 研究会を立ち上げました。

Profile Picture