「令和7年度薬価改定の骨子」に対する会長コメントを薬粧連合加盟組織に向けて発信しました。
カテゴリ: トピックス
作成日:2024年12月25日(水)
2024年12月25日の中央社会保険医療協議会において「令和7年度薬価改定の骨子」が取りまとめられました。
薬粧連合として、「中間年改定の廃止」に関して要望してきたことも踏まえ、本骨子に対する受け止めを薬粧連合加盟組織に共有いたしました。
詳細は下記のファイルをご確認ください。
※薬粧連合加盟組織に向けて発信した内容となります。
<コメント要旨>
■現在、足下ではドラッグラグ・ドラッグロス、新薬創出力の低下、安定供給問題と課題が山積している。
■雇用や労働条件に関しても、雇用の不安定化や賃上げ水準の遅れといった状況が生じている。
■薬粧連合として、これらの状況を生じさせている大きな要因である「中間年改定の廃止」を求めてきた。
■しかしながら今回、「不採算品再算定の実施」や「最低薬価の引き上げ」など一部前向きな改定はあるものの、中間年改定は実施されることとなった。
■懸命に働く現場の声が反映されず、このような結果になったことは非常に残念であり、皆様の期待に応えることができなかったことを重く受け止める。
■今後も産業政策の取組みの必要性に変わりはなく、薬価制度は抜本的見直しに向けた議論が必要と認識。引き続き取り組みを進めていく。