「政策シンポジウム 秋2024」の抄録を掲載しました
我が国日本を世界に冠たる創薬の地とし、製薬産業を日本の基幹産業へと成長させるべく、創薬力強化の更なる推進を目指し、「政策シンポジウム2024秋」を開催しました。
抄録が出来上がりましたので掲載いたします。
抄録はこちらから
・主催者挨拶「中間年改定の廃止に関する要望、創薬力強化の取組みの更なる推進へ」:薬粧連合 会長 松野泰士
・基調講演「創薬力強化に向けて~日本の製薬産業が世界での競争力を取り戻すために~」:鴨下 一郎氏(前内閣官房参与 元環境大臣 医学博士)
・講演1 「日本の科学技術を活かし世界的バイオテクノロジー企業の創出へ」:二見 崇史氏(ANベンチャーパートナーズパートナー)
・講演2「日本の創薬力強化に向けて」:上野 裕明氏(日本製薬工業協会 会長)
2025年度春の取り組み方針を掲載しました
2025年度は、日本経済の持続的成長に向けて賃金上昇が物価上昇を安定的に上回る経済を実現させる重要な年と認識しています。
将来を見据えて実質賃金を物価上昇に対応し、かつ生産性を継続的に向上させ、賃金伸び率改善のスピードアップをはかる必要がありますが、
この実現には全産業の協力が不可欠であり、医薬化粧品産業も例外ではありません。
医薬化粧品産業を日本の基幹産業として成長させていていくためにも全産業と共に賃上げに取り組み、
人材獲得競争力を維持・強化していくことが重要であることから、最低でも昨年度と同じ水準で賃上げを求めていく必要があると考え、
物価上昇を上回る実質賃金の向上の観点から賃上げ分3%以上、定期昇給分を含めて5%以上の賃上げを目安として方針を策定しました。(個別労使の状況に応じた交渉を優先するという考え方に変更はありません)。
また、総合労働条件の取り組みでは、今後の環境の変化も踏まえ、誰もが自分らしく安心して働ける職場・社会の実現に向けて労働環境を整備していくため、
「自律的なキャリア形成」「多様性の推進」「柔軟な働き方(勤務時間、勤務地・居住地)」「健やかな働き方に向けた取り組み(労務管理・安全衛生)」「60歳以降の働く環境の整備」を取り上げて活動・取り組みを推進して参ります。
詳細は下記のファイルをご確認ください。
「令和7年度薬価改定の骨子」に対する会長コメントを薬粧連合加盟組織に向けて発信しました。
2024年12月25日の中央社会保険医療協議会において「令和7年度薬価改定の骨子」が取りまとめられました。
薬粧連合として、「中間年改定の廃止」に関して要望してきたことも踏まえ、本骨子に対する受け止めを薬粧連合加盟組織に共有いたしました。
詳細は下記のファイルをご確認ください。
※薬粧連合加盟組織に向けて発信した内容となります。
<コメント要旨>
■現在、足下ではドラッグラグ・ドラッグロス、新薬創出力の低下、安定供給問題と課題が山積している。
■雇用や労働条件に関しても、雇用の不安定化や賃上げ水準の遅れといった状況が生じている。
■薬粧連合として、これらの状況を生じさせている大きな要因である「中間年改定の廃止」を求めてきた。
■しかしながら今回、「不採算品再算定の実施」や「最低薬価の引き上げ」など一部前向きな改定はあるものの、中間年改定は実施されることとなった。
■懸命に働く現場の声が反映されず、このような結果になったことは非常に残念であり、皆様の期待に応えることができなかったことを重く受け止める。
■今後も産業政策の取組みの必要性に変わりはなく、薬価制度は抜本的見直しに向けた議論が必要と認識。引き続き取り組みを進めていく。
厚生労働大臣宛に「中間年改定の廃止と創薬力強化の取組みの更なる推進に向けた要望 」と「国民へのワクチンに対する正しい理解に向けての要望」を提出しました
厚生労働大臣宛ての要望書を保険局長に手交しました。
要請に際し、桜井充参議院議員に同席いただきました。
中間年改定の廃止と創薬力強化の取組みの更なる推進に向けた要望書 はこちら
国民へのワクチンに対する正しい理解に向けての要望書 はこちら
(左から 薬粧連合 松尾副会長、田中中央執行委員、泉副事務局長、増田副会長(政策担当)、松野会長、厚生労働省 鹿沼保険局長、斉藤副会長、麻﨑副会長(政策担当)、大竹副会長、桜井充参議院議員)
物産アニマルヘルス労働組合が新規加盟しました。
10月21日付けで物産アニマルヘルス労働組合(鴨川 翔吾執行委員長)が薬粧連合に加盟しました。
「政策シンポジウム2024春」を開催しました
創薬力強化と安定供給の確保に向けて-中間年改定の影響と課題- と題して政策シンポジウム2024春を開催しました。
薬価制度改革の動きと創薬力強化に向けた取り組みの状況について武田俊彦氏に基調講演いただいた後、
薬剤師、医薬品卸、メーカーそれぞれの立場から中間年改定の影響と課題について講演いただきました。
<プログラム>
・主催者挨拶:薬粧連合 会長 松野泰士
・基調講演「薬価制度改革の動きと創薬力強化に向けた取り組みの状況」 武田 俊彦氏(内閣官房 健康・医療戦略室 政策参与)
・講演1 「薬局を取り巻く状況と中間年改定について」 森 昌平氏(公益社団法人 日本薬剤師会 副会長)
・講演2「医薬品卸から見た中間年改定の影響と課題」 荒川 隆治氏(一般社団法人 日本医薬品卸売業連合会 副会長)
・講演3「メーカーから見た中間年改定の影響と課題」 石牟禮 武志 氏(日本製薬団体連合会 保険薬価研究委員会 委員長)
・薬粧連合 中間年改定の廃止に関する要望:薬粧連合 会長 松野泰士
具体的な内容(抄録)はこちら
2024年度の春の取り組み(賃金の取り組み関連)の結果を掲載しました。
薬粧連合2024年度の春の取り組み(賃金の取り組み関連)の結果(2024年3月末時点)を報告します。
詳細は下記のファイルをご確認ください。