第1回 政策シンポジウムを開催しました
5月24日(月)第1回政策シンポジウムを開催しました。435名の方々のご視聴いただき、視聴後のアンケートでは91%の方々から好評(とても良かった43.3%、良かった47.8%)をいただきました。
参加者の皆様から
「医療業界DXの最先端を走っている方々からのご講演を聞くことが出来、内容も大変分かりやすく、興味深いものでした。」「オンライン診療などは、患者側の立場から非常に興味深い話で、ITやAIなどが今後のビジネスや医療の現場を大きく変えていくことを改めて実感することができました。「DXによりヘルスケアの未来が大きく変わることが想像できました。」といった感想をいただきました。
コーディネーター:
・大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学、内閣府 健康・医療戦略推進事務局健康・医療戦略参与 森下 竜一氏
基調講演:
・「医療・ヘルスケア×IT・AI」
フューチャー株式会社 代表取締役会長兼社長 グループCEO、成長戦略会議委員 金丸 恭文氏
講 演:「Society 5.0社会に向けた事例紹介」
・「アイトラッキング技術による新しい認知機能評価法」
株式会社アイ・ブレインサイエンス 代表取締役社長 高村 健太郎氏
・「医療のDX」
医療法人社団鉄祐会 理事長、株式会社インテグリティ・ヘルスケア 代表取締役会長 武藤 真祐氏
・「オンライン診療の現在と今後の展望」
株式会社メドレー 事業連携推進室 篠崎 智洋氏
パネルディスカッション:「Society 5.0社会を実現するために」
・コーディネーター:森下 竜一氏、薬粧連合 副会長 水上 裕一
・パネリスト:金丸 恭文氏、高村 健太郎氏、武藤 真祐氏、篠崎 智洋氏
第1回政策シンポジウムの開催について
昨年4月の開催を予定していた政策シンポジウムにつきまして、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ延期しましたが、本年度は感染拡大を防止しつつ、より多くの皆様に参加していただけるよう、オンラインにて開催することといたしました。テーマは昨年に引き続き「Society 5.0×ヘルスケア・医療で実現できる新たな日本社会」としました。
世界でも例を見ないスピードで少子高齢化が進む日本において、健康で生き生きと活躍できる期間を延ばす「健康寿命の延伸」や、自らの健康を維持向上させ、疾病を予防する「セルフケア」等の実現に向けた医薬品産業の貢献に期待が高まっています。そのような状況の中、新型コロナウイルスのパンデミックの発生により、感染を収束に向かわせるワクチンや、自身と大切な人の命を守る治療薬の開発に対する医薬品産業への期待がますます高まっています。また、遠隔地診療だけでなく感染拡大の防止にも期待されたオンライン診療や、デジタル技術の進展による新たな治療法の確立など、日本の医療の更なる高質化が進みつつあります。
一方で、日本全体においても、IoT、ロボット、人工知能(AI)、ビックデータといった社会の在り方に影響を及ぼす新たな技術の進展により、全ての人とモノがつながり、様々な知識や情報が共有されるSociety 5.0社会の実現が提唱されています。Society 5.0で実現する社会では、これまでの閉そく感の打破や、希望の持てる社会、世代を超えて互いに尊重し合える社会、一人一人が快適で活躍できる社会を実現することが期待されています。本シンポジウムを、新たな社会の姿であるSociety 5.0の実現に向けて技術革新や医療の高質化が進む中、医薬品産業とそこで働く我々一人一人がいかに貢献できるかについて考え、明るい未来の実現に向け歩みを進めていくことにつながる機会にしたいと考えています。
開催日時:2021年5月24日(月)18時00分~20時00分
開催方法:オンライン開催
【プログラム】
- 司会:大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学 森下竜一氏
- 会長挨拶:医薬化粧品産業労働組合 会長 浅野 剛志
- 基調講演:フューチャー株式会社 金丸 恭文氏
・講演:「Society 5.0社会に向けた事例紹介」
・株式会社アイ・ブレインサイエンス 高村 健太郎氏
・医療法人社団 鉄祐会 武藤 真祐氏
・株式会社メドレー 篠崎 智洋氏
- パネルディスカッション:「Society 5.0社会を実現するために」
・コーディネーター:森下 竜一氏、薬粧連合 副会長 水上 裕一
・パネリスト:金丸 恭文氏、高村 健太郎氏、武藤 真祐氏、篠崎 智洋氏
- 総括:森下竜一氏
令和2年7月豪雨災害への義援金
令和2年7月豪雨による救済活動支援として、日本赤十字社を通じて義援金10万円を寄付いたしました。(8月25日)
医薬化粧品産業労働組合連合会 政治連盟(薬粧政連)の設立について
政策実現に向けた政治活動の強化を目的に2020年5月に設立総会を持ち回り審議にて開催し、本日6月1日に東京都選挙管理委員会に医薬化粧品産業労働組合連合会 政治連盟(薬粧政連)の設立届けを提出しました。
設立総会では、「政治連盟の設立の目的」「会則の制定」「幹事および会計幹事の選任」「2020年度事業計画の承認」「2020年度予算の承認」を行い、その後幹事会にて選任された幹事及び会計幹事から、役員を選出しました。役員は薬粧連合の中央執行委員会メンバーと同様、会長は浅野剛志が務めます。
今後は、医薬化粧品の健全な発展を図るため業界団体や国会議員との連携の強化を図るとともに、薬粧連合加盟組合に対して政治活動の意義を伝え、組織力の強化を図り、医薬化粧品産業に対する一層の理解と協力を得られるように働きかけを行ってまいります。
新型コロナウイルス感染症対策への支援
新型コロナウイルス感染拡大防止に取り組まれている団体への支援としまして、下記3団体にそれぞれ50万円を寄付いたしました。(5月28日)
①世界保健機構(WHO)が設立した新型コロナウイルス感染症連帯対応募金(公益財団法人日本国際交流センターを通じて)
②日本赤十字社
③国連WFP協会
*薬粧連合の綱領を踏まえ、健康や医療を支える団体を支援することとし、
①治療薬やワクチン開発・研究開発の推進への支援
②日本の医療従事者への支援
③海外の医療への支援、新興国への支援とし選定いたしました。
また、社会貢献活動として今年度予定していた企画が中止となりましたので、予定していた団体へ活動費用の一部を寄付いたしました。
「第1回政策シンポジウム」の延期について
中央執行委員会(持ち回り審議:3/23)において、昨今の新型コロナウイルス肺炎感染状況に鑑み、4/22開催予定であった「第1回政策シンポジウム」は延期することを決定いたしました。
開催日程に関しましては、今後の収束状況を考慮し検討をして参ります。